半角・全角に気を配る
ものづくりの真髄として「神は細部に宿る」なんて言われたりしますが、これはプレゼンテーションにも当てはまります。細部にまで神経を行き届かせて作り込んだプレゼンシートは、やはり聴衆への伝達度合いが違ってきます。
では、細部にこだわるとして、どの部分にこだわるか?
これも考えだすと無数にありますが、その中でも今回は「半角・全角」を取り上げます。
プレゼンシートの中に「数字」はたくさん出現します。「時間」、「金額」、「距離」、「大きさ」等々、これらを表現するのに数字はとても便利なものです。
そんなにたくさん出現する数字ですが、「半角数字」と「全角数字」を意識して使っている方は意外といません。
大抵の方は、“その時パソコンが表示した数字が半角なら半角、全角なら全角を”そのまま使っているのではないでしょうか?
では、なぜ、半角数字と全角数字にまで気を配る必要があるのか?
それは、半角数字と全角数字が混ざっていると、聴衆に「違和感」という「ノイズ」を与えてしまうからです。
「このプレゼンシート、ちょっと何か変だな?」という違和感。こう感じてしまうと聴衆はもはや話に集中することができません。
とても些細なことですが、実は些細なことほど、集中力を無意識にそいでしまいます。
「神は細部に宿る」
数字の半角、全角が統一されているかを今一度確認してみましょう。
プレゼンには「本質」を押さえた「テクニック」が必要です。
このページでは、プレゼントの基本となるテクニックを中心にご紹介しています。しかし、単に表面的なテクニックを磨くだけではプレゼンは上達しません。テクニックの背後にある「本質」を理解すること。本質を押さえた上でテクニックを活用することがとても重要なポイントとなります。クリエイティブ・プレゼンテーション講座では、この「本質」を深く学ぶ体験をしていただければと思っています。