遊び心を加える
プレゼンテーションでは、何といっても「聴衆を飽きさせない工夫」が必要になってきます。これは、自分が聞かされる側に回っている時のことをイメージしてみればよくわかると思います。
例えば、「この人の話、眠いなあ。」と感じたら、途端に話の内容はどうでもよくなり、「早く終わらないかなあ。」と考えてしまうものです。逆に言えば、聴衆にこう思われてしまったらプレゼンは失敗ということになります。
では、どうやって聴衆を飽きさせないか?
そのひとつは「変化」を加えることです。どんなに明瞭な話し方をしても、それが一本調子だと眠くなってしまうものです。
この人の話にはついつい引き込まれる。面白い!という方は、大抵、「変化」をうまく使っています。
例えば、みのもんた氏なんかは、話に「変化」を加える達人でしょう。一気にまくしたてたかと思えば、一転、グッと溜めて、溜めて、聴衆の息まで止めてしまいそうなくらい「間」を作ったりします。
さすがにこのレベルまで達するには相当なトレーニングが必要でしょう。しかし、「変化」を少し意識するだけで、今までよりもちょっと面白いプレゼンができるようになってきます。
プレゼンには「本質」を押さえた「テクニック」が必要です。
このページでは、プレゼントの基本となるテクニックを中心にご紹介しています。しかし、単に表面的なテクニックを磨くだけではプレゼンは上達しません。テクニックの背後にある「本質」を理解すること。本質を押さえた上でテクニックを活用することがとても重要なポイントとなります。クリエイティブ・プレゼンテーション講座では、この「本質」を深く学ぶ体験をしていただければと思っています。