ストーリーラインを考える
「ストーリーライン」、つまり「プレゼンテーションの全体構成」ですが、皆さんは普段どんな点に気を付けているでしょうか?
残念ながら、この点も多くの場合、ほとんど注意を払われていないような気がします。
例えば、冒頭に「社歴」や「製品履歴」の説明から入るプレゼンテーション。
これも「なぜそうするのか?」と聞いてみると、
「社内の決まり」だからとか、「普段そうしているから」と言った答えが返ってきます。
もちろん、冒頭に「社歴」を持ってくる「明確な狙い」があるなら、それは良いことです。
しかし、特段の理由もなく「惰性」でそうしているなら、ここでもう一度見直してみましょう。
このプレゼンテーションのストーリーラインを考える場合、大きく3つのステップがあります。
それは、まず『共感』させて、次に『想像』させて、最後に『自発的な行動』を引き出すというステップです。
この「共感」⇒「想像」⇒「自発」の流れでストーリーラインを考える。これがとても大切なポイントです。
この背後にある「本質的な考え方」は何でしょうか?
それは、まずは相手に「聞く耳」を持ってもらうことがプレゼンテーションの出発点ということです。
プレゼンには「本質」を押さえた「テクニック」が必要です。
このページでは、プレゼントの基本となるテクニックを中心にご紹介しています。しかし、単に表面的なテクニックを磨くだけではプレゼンは上達しません。テクニックの背後にある「本質」を理解すること。本質を押さえた上でテクニックを活用することがとても重要なポイントとなります。クリエイティブ・プレゼンテーション講座では、この「本質」を深く学ぶ体験をしていただければと思っています。